こんにちは。断酒していますか?
誘惑に負けていませんか?
今回は筆者がアルコール依存症になるまでの過去の飲酒事例を思い起こしてみようと思います。
死んだらエッセイ代わりに読んでもらおうと思っています。
筆者はいつから飲み始めたかと言うと、小学生の頃からです。
小学生の未成年が飲酒する事例
未成年の小学生の時は、特に自分からは酒は飲んでいませんでした。あたりまえですが。
しかし、親父に酒を飲まされた、という同世代の方はおられるのではないでしょうか。
うちも親父が酔っぱらってビールを勧めてくる時が時々ありました。そのときは付き合いでコップ一杯か二杯だけ飲んでいました。
小学生に晩酌をつき合わせる親父もどうかと思いますが、当時の世の中はそういう風潮でもありました。
そのころは「未成年はお酒を飲んではいけない」と知ってはいたものの、特に警察が見張っているわけではないので、軽くビールなどを頂いていました。
しかし、子供にはビールは、苦くて、不味かったという記憶がうっすらと残っています。
もう40年も昔の話です。
父親にビールを勧められ飲まされる
当時ビールはビンしかなくて(たぶん)こんな黄色いケースに入れられ、酒屋から配達されてきました。
昨今のように何10種類もあって何にしようか迷うほど種類があるわけでなく、「ラガー」と「生」しかなかったと思います。
父親はキリン派で、絶対にキリンビールしか飲みませんでした。そのころはビールの種類が少なく、父親のようなメーカーで○○党が多かった覚えがありますす。
キリン、アサヒ、サントリー、サッポロの4大メーカーで、そのころはアサヒスーパードライがまだなかったため、キリンが売上トップでした。
栓を抜いて、その栓の内側のコルクをはがしてシャツにつけバッチにして遊んだりしていました。
いつだったか、もう少し後に「アサヒスーパードライ」が大ヒットし、ビールのシェアはアサヒビールがトップを奪取。
「キリン党」「アサヒ党」と別れるようになりました。
正月は日本酒を父親に勧められ飲まされる
正月は、おとそという名の日本酒を飲まされました。
当時、日本酒は二級酒、一級酒、特級酒と分類され、おとそは子供用のやつではなく、未成年が飲んではいけない本格純米酒でした。
正月はその特級酒をおごそかにおちょこにつがれ、恐る恐る飲んだ覚えがあります。
ビールのように苦くなく、純米酒なので美味しい。しばらくしたらフワフワして気持ちよくなりました。今考えたら小学生が酒に酔ったんですね。
ビールより日本酒のほうが美味しいな、と、そのころは思っていました。
父親に薩摩焼酎白波を勧められ飲まされる
父親は、薩摩焼酎「白波」をいつも晩酌で飲んでいました。父が酔っぱらったら、やはり「飲め!」とコップにちょっとだけ注がれました。
口に含んでみましたが、当時の芋焼酎は今の芋焼酎と比べるともうぜんぜん臭くて、飲めたものじゃなかったのです。
父はぼくが芋焼酎を飲むのを嫌がって渋るのを、ニヤニヤしながら見ていました。
最近、というか15年くらい前に焼酎が流行り「芋焼酎派の女性」がたくさんいましたて、「芋焼酎は美味しい」といいながら飲むのです。
不思議に思いちょっと味見で飲ませてもらうと、ほんのり甘くてほとんど臭くない。飲みやすい。スッと飲める。
「そんなので芋焼酎派を語るな!昔ながらの芋焼酎を飲んでみろ!」
と言いたかったですが言わなかったです。
未成年の飲酒の悪影響
未成年の飲酒はなぜ禁止されているのでしょうか
未成年の飲酒の害について、アサヒビールのサイトにちゃんと書いてありました。
アルコールの未成年への身体的な影響
●脳の発達に影響する「脳障害」
Asahi人とお酒のイイ関係 20歳未満の飲酒はなぜいけない? より引用
脳が成長している時期にお酒を飲むと、脳の神経細胞を破壊し、脳萎縮を早くもたらす危険があります。
●二次性徴を遅らせる「性腺機能障害」
アルコールが二次性徴に必要な性ホルモンに悪影響を及ぼし、男子はインポテンツなどに、女子は生理不順や無月経になることがあります。
脳の発達と性的発達に悪影響を及ぼすようです。
アルコールの未成年への精神的な影響
●「アルコール依存症」を発症しやすい
Asahi人とお酒のイイ関係 20歳未満の飲酒はなぜいけない? より引用
最終的に死の危険もある「アルコール依存症」は、飲酒開始年齢が若いほど短期間で発症するケースが多いとされます。
特に20歳までは、飲酒に対する自己規制がきかなくなりやすく、その危険性が高まります。
未成年はアルコール依存症になりやすいようです。
筆者は未成年ではアルコール依存症になっていませんが、後々依存症になっています。
未成年の頃の飲酒経験により、自制が効かなくなっていたと思われます。
中学生で本格的な飲酒が始まる
そして中学に上がり、家を引っ越しました。引っ越し先の隣は酒屋でした。
それからが、本格的に飲み始めるようになってしまいます。
まとめ 未成年の飲酒は、父親にビールを勧められ飲まされるのが原因
未成年、しかも小学生の頃からの飲酒経験のせいで大人になっても歯止めがきかない飲酒癖となり、アルコール依存症につながったのかもしれません。
当の親父は離婚して実家に帰りました。
そして定年後はハイライトというきついタバコをやめ、飲酒は夕方5時以降からとルールを決めて飲み、夜8時には風呂に入って寝るという、規則正しい仙人みたいな生活を送っています。
息子はアル中になってしまい、親父は仙人・・・・・・なんか悔しい。