出会い、同棲、結婚、転勤、うつ病、人生が変わる うつ体験談1

出会い、同棲、結婚、転勤、うつ病、人生を変える出来事が立て続けに起こる

東京から広島に帰ってきた筆者は、スナックのはしごをまったくしなくなりました。

主にクラブやDJバー、ロックの生演奏をするようなバーで飲むようになりました。

しかしこれから、人生を大きく変えることが立て続けに起こったのです。

バーで彼女と出会う

バーで彼女と出会う
バーで彼女と出会う

ある週末、ロックバーに入ると、女性がひとりで飲んでいました。

そのころは彼女がいない独り身だったので、酔いにまかせて話しかけてみます。

店員さんとは仲が良かったので「店員さんを含め3人のトライアングルトーク作戦」で彼女と話し始めます。

出会いはうまくいき、話は盛り上がり朝まで飲み明かしました。

酔った勢いで彼女の家まで押しかける

酔った勢いで彼女の家まで押しかける
酔った勢いで彼女の家まで押しかける

朝方、「で、どうする?」という話になり、彼女を送ることになります。

タクシーで送り、彼女の家に到着すると、そのまま家に入ることにも成功しました。

彼女はある男性と付き合って同棲していたらしいのですが、最近疎遠になっていたようです。

もう、酔ってフラフラなのでそのまま寝させてもらいました。

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彼女と同棲生活を始める

彼女と同棲生活を始める
彼女と同棲生活を始める

そのまま転がり込んで、同棲生活がはじまりました。

男とは、しばらくたって別れたようです。それからは、彼女の家から会社に通い、会社が終わるといちもくさんに彼女の家へ帰りました。

初めての同棲生活はとても楽しかったことを覚えています。

毎週週末は、2人でDJバーやロックバーに通いました。

2人とも20代半ば、真面目に働いていたので、少々遊ぶほどの金はあったのです。

出会いから同棲、結婚へ

出会いから同棲、結婚へ
出会いから同棲、結婚へ

2年ほど同棲したのち、1回目の結婚にいたりました。

披露宴はどうも好かないので、なし。

みんなから3万円ずつ集めて結婚式場にそっくりそのまま300万円支払う、なんてバカバカしい。

家族だけの少人数の地味婚にしました。

東京に転勤、残業残業の悲惨な生活

東京に転勤、残業残業の悲惨な生活
東京に転勤、残業残業の悲惨な生活

また、東京に転勤になります。

ところで、筆者はそのころIT系のSE(システム・エンジニア)をやっていたのですが、東京で入れられたプロジェクトは、火の車でした。

毎日まいにち、仕事が終わるのが午前様家に帰れないので、ビジネスホテルを取りました。

しかし、毎晩、朝の5時とか6時まで残業。残業で徹夜になることもしばしです。

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土日も出勤・徹夜、残業時間が200時間を超える

土日も出勤・徹夜、残業時間が200時間を超える
土日も出勤・徹夜、残業時間が200時間を超える

朝7時ごろホテルに帰り、1時間ほど仮眠をとってまた出勤。

ホテルにでシャワーを浴びて30分くらい寝て・・・・・・7000円払ってすぐ出勤。

なんのためにホテルを取ったのだかわかりゃしない。

土日も出勤、残業して徹夜。月の休みは1回。

残業時間100時間どころか、250時間にも達しました。

給料は残業代で倍くらいもらえましたが、どんどん体調が悪くなり、寝たくても寝れなくなってしまいました。

徹夜して眠たいのに眠れない。睡眠時間ゼロの日が何日もつづきます。

そのころは分からなかったのですが、後に考えるとすでにうつ病になっていたのです。

当時25才の若者はうつ病などという病気を知りませんでした。

病院に行くも、精神科じゃなかった

病院に行くも、精神科じゃなかった
病院に行くも、精神科じゃなかった

病院に行こう

と思いました。

が、そのころは若くてよくわからなかったので、「精神科」ではなく「内科」にいってしまいました。

内科では不眠症、うつ病などはあつかいません。

とりあえず「抗ヒスタミン剤」を「眠くなるから」と処方され、それで終わりでした。

【抗ヒスタミン剤】

・花粉症などのアレルギーの諸症状を緩和のため

・皮膚の痒みを緩和するため。

・風邪によるアレルギー症状の緩和のため

第一世代は脂溶性が高いため血液脳関門を容易に通過し、中枢神経系、特に視床下部に作用して眠気を引き起こす

Wikipedia 抗ヒスタミン剤 より引用

抗ヒスタミン剤はそもそもアレルギー症状を緩和してかゆみを軽くするのが目的なのですが、副作用で眠くなります

その「副作用で眠れ」と内科の医者はいうのです。

しかし、うつ病ではその程度の薬理作用ではまったく眠れませんでした。

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上司に精神科に連れていかれる

上司に精神科に連れていかれる
上司に精神科に連れていかれる

しばらくぶりに取締役に会いました。

どうしたん、その顔は!

驚いて言われた。

元気なころと違って、もう、能面のような無表情になっていたらしいのです。

ちょっと、精神科にいってみなさい。紹介するから

もうしんどくてしょうがない。言われた通りに行ってみました。

(つづく)

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まとめ

現在では残業50時間かそこらを超えると、労働基準局の査察が入るようですが。

当時はそんなものはまったくありませんでした。

IT系のシステムエンジニアは3Kと呼ばれていました。

とにかくどの会社のシステムエンジニアもこき使われて、飛び降り〇〇した人もいました。

筆者は残業時間100時間どころか残業250時間を超え、どうやらうつ病になったようなのです。

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