精神病院にアルコールを持ち込んだアルコール依存症患者

精神病院にアルコールを持ち込んだアルコール依存症患者 アルコール依存症

Lさんは筆者より少し上の50代前半です。

しかしメガネをかけ天然パーマの髪を伸ばし、ヒゲも伸ばし、まるで中島らものような風貌でした。

何かのクスリをやっているような出で立ちです。

まったくカタギに見えません。

ヒゲのアルコール依存症

ヒゲのアルコール依存症
ヒゲのアルコール依存症

うちの断酒会にも来たことがありますが、うちの断酒会メンバーは、陰で

ヒゲはどうした?ヒゲは来んのか

と「ヒゲ」などとあだ名していました。

精神病院にヒゲと入院

精神病院にヒゲと入院
精神病院にヒゲと入院

彼とは何年か前、精神病院の閉鎖病棟で同じフロアになったのです。

年が近いのでロックの音楽や趣味の話が合い、仲良くなりました。

聞くところによると、Lさんはもういたるところで飲んでいたようです。

ある日、スーパー・フジの4階にあるフードコードでお好み焼きを食べながらビールをたらふく飲んだようです。

彼は酔っぱらった。

帰り際、1階でヤカラのようなニーチャン率いるヤンママとすれ違ったと。

その時に肩がぶつかったと。

酔っぱらったLさんはヤカラのニーチャンに文句をつけ、大喧嘩になったと。

そして、スーパー・フジを出入り禁止になったそうなのです。

なんだそりゃ。

スーパーを出禁だなんて、初めて聞きました。

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酒は飲むは、喧嘩はするは

酒は飲むは、喧嘩はするは
酒は飲むは、喧嘩はするは

仕事は清掃業をしていました。

部下を連れて、あちこちの清掃にまわっていたらしい。

ある日、上司と意見が合わず言い合いになります。

どちらも折れず、上司と大喧嘩になったそうです。

結局、その喧嘩が原因でその職場をやめ、別の会社に移ったと。

どうも喧嘩っ早いようです。

自宅への外泊で、アルコールを飲んで病院に戻る

自宅への外泊で、アルコールを飲んで病院に戻る
自宅への外泊で、アルコールを飲んで病院に戻る

入院中、Lさんが外泊できることになりました。

仲の良い患者たちが集まって、閉鎖病棟に酒を持ち込む方法について、冗談で話しあいをしました。

ペットボトルは開封されているとチェックが入り、持ち込みNGとなります。

お茶のペットボトルの底に穴をあけ、ウィスキーと入れ替えて穴を閉じるか、だとか。

お茶をウイスキーに入れ替え、フタを接着剤で止めておくか、だとか。

シャンプー・リンスはチェックされないので、きれいに洗って酒と入れ替える、とか。

あくまでも冗談ですが、楽しいのでわいわい言いながら話をしていました。

そしてOさんは外泊にいきます。

翌日、酒を飲んで帰ってきました。

明らかに酒臭いし、テンションが高い。

女性看護師にベラベラと喋りかける。

これはバレる、ヤバイ・・・・・・実際バレていたのだと思いますが、どうやら看護師が黙認してくれてたようです。

本来なら保護室に閉じ込められるところが、何事もなかったのです。

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そしてアルコールを皆に振る舞う

アルコールを皆に振る舞う
アルコールを皆に振る舞う

そしてお土産に、なんとファブリーズ容器に入れ替えたウォッカを皆にふるまっていたのです。

あの話は冗談じゃなかった!

何か月も入院している精神病院・閉鎖病棟の中で、ウォッカです。

ありがたい!みな飛びついて飲んでいました。

筆者ははバレて保護室行きが怖いので飲まなかったですが。

ひとりで断酒

退院して、筆者が通っている断酒会に彼は来ました。

会がいつもと違う雰囲気になり、Lさん中心のLさんワールドが繰り広げられます。

2、3回来たと思います、それ以来顔を出さなくなりました。

たまにラインが入ってくるので、ラインで会話はします。

酒は飲んでいないようです

独り暮らしのアル中がどういう変化があったのか、ちゃんと断酒しているのです。

スーパー・フジの出禁も解いてもらったようです。

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ヒゲでロン毛がこざっぱりに

ヒゲでロン毛がこざっぱりに
ヒゲでロン毛がこざっぱりに

ある日、街中でバッタリLさんとあいました。

スーツを着て髪をちゃんと切り、ぼうぼうだったヒゲもちゃんと剃っていました。

浮浪者みたいな風貌が、小ざっぱりしたサラリーマン風になっています。

酒はやはり飲んでいないらしい。

そしてなんと、彼女ができたという。

やはり、男を変えるのは女だと思いました・・・・・・。

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