断酒中でもはじめの1杯の酒で飲酒欲求が復活する 精神病院・閉鎖病棟体験記(1-2)

断酒中でもはじめの1杯の酒で飲酒欲求が復活する アルコール依存症

※この記事は大昔アップしていたものですが、サーバーが壊れて記事が消えてしまったため、再アップさせてください。

ピリリリリリ、ピリリリリ・・・・・・

朝、目覚まし時計が鳴りました。

私「あああ、もう朝か。起きないと・・・・・・

ん? あれ、断酒中なのに、なぜか酒が欲しい。ヤバイ、朝から酒が飲みたい

アルコール依存症は飲酒欲求で朝から酒が飲みたくなる

アルコール依存症は飲酒欲求で朝から酒が飲みたくなる
アルコール依存症は飲酒欲求で朝から酒が飲みたくなる

断酒中なのに酒が欲しい、飲酒欲求を抑えきれない、これはマズイ。

今日も、暑い夏日のようです。

車で妻をを職場まで送り、急いで家に戻ります。

とくかく朝からずっと、飲酒欲求があるのです

どうにも酒が飲みたい。

私には持病があります。

主治医「あなたはうつ病です」

何年か昔、医師にそう診断されました。

主治医「あなたはアルコール依存症になっています」

主治医「あなたはアルコール依存症なので、先に断酒してアルコール依存症を治療していかないと、うつは治りません」

命より大事な酒が、飲めないのか・・・・・・

うつ病とは?

うつ病とは?
うつ病とは?

みなさんご存じのうつ病とは、その症状とは。

  • 現在は15人に1人はかかるとも言われている。
  • 長期間ストレスにさらされると発症しやすい。
  • 気分が落ち込み、やる気がなくなる症状が数週間つづく。
  • 不眠、夜中に目が覚めたり、早朝に目が覚めて眠れなくなる。
  • そのため仕事や家事などに影響がでる
  • いつも不安感や恐怖感を感じている。
  • ストレスを取り除き、抗うつ剤(SSRI)や精神安定剤で治療する

このような症状で、毎日つらい日々を送らなければならない精神病です。

アルコールを飲むと症状が悪化します。

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アルコール依存症とは?

アルコール依存症は、エタノール(アルコール)の薬物依存症
アルコール依存症は、エタノール(アルコール)の薬物依存症

アルコール依存症は、まだ広く一般的に知られてません。

「酒の飲みすぎ」くらいにしか認知されていません。

現在は「アルコール使用障害」と呼ばれ、昔でいえば「アル中」のことです。

アルコール依存症は、エタノール(アルコール)の薬物依存症です。

やっかいなのは、他の薬物と違い合法であることです。

  • 朝から寝るまで、常に酒が飲みたい
  • 飲酒をコントロールできない
  • いつも酔った状態でないといられない
  • 何年も何10年も飲み続け、しまいには
    • 肝炎
    • 肝硬変
    • 肝臓がん
    • 慢性すい炎
    • すい臓がん
    • 糖尿病
    • 逆流性食道炎
    • 末梢神経麻痺
    • 大腿骨頭壊死
    • 脳委縮

といった、ありとあらゆる病気にかかります。

酒をどうしても飲みたいという欲求を「飲酒欲求」といいます。

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アルコール依存症によくあるパターン

アルコール依存症ではこのような症状の人が多くみられます。

1.酒で体を壊す

酒で体を壊す
酒で体を壊す

主治医に

  • あなたは酒の飲みすぎで肝臓が悪くなっています
  • 今のまま飲み続けると、肝硬変になります
  • あなたは酒の飲みすぎで糖尿になりかけています
  • 糖尿になると大変ですよ。食事制限は大変なストレスですよ

などと言われようが、酒を飲んでしまう人。

節酒できずに大量飲酒してしまう人。

2.わかっていても酒気帯び運転をしてしまう

酒気帯び運転をしてしまう人
酒気帯び運転をしてしまう人
  • 朝、出勤時間がきて車を運転しなければならない
  • 会社で仕事で運転しなければならない
  • 酒が無くなってきたので買いにいきたい

それをわかっていながら酒を飲んで、酒気帯び運転をしてしまう人。

3.うつ病の辛さをごまかすため飲む

うつ病の辛さをごまかすため飲む
うつ病の辛さをごまかすため飲む

朝起きたけど、不安感が強いし、恐怖感も出てるし、ベッドから出れない・・・・・・

辛くていやだ、死んでしまいたい・・・・・・

酒を飲んで楽になろう。

そして飲んで泥酔してしまい、会社勤めや家のことができない人。

このようなアルコール依存症の人たちは、治療を受けている人だけで日本に約4万人います。

私の場合はうつ病が元の原因なのでこのパターンです。

医師「あなたはアルコール依存症なので、これから一生酒を飲んではいけません。

医師のこの言葉だけが、酒を止める理由でした。

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アルコール依存症は断酒するしかない

アルコール依存症は断酒するしかない
アルコール依存症は断酒するしかない

この病気は、「酒を一滴も飲まない」断酒をすることにより治療していきます。

現在の医学では「治癒」はできないが「治療」はできるのです。

近年、軽いアルコール依存症者は酒の量をへらしていく“節酒”による治療法が、有名な久里浜病院を発端に始まりました。

しかし、私のような重いアルコール依存症者は、断酒しかないのです。

「断酒していても気がついたら再飲酒していた」ようなことも、“意思の問題”とかそういう次元ではなく、病気の症状です。(アル中病棟で講習を受けたところによると)

まず入院し、断酒する。

すると、私の場合は飲酒欲求100%が日ごとに下がっていき、50%、30%と下がっていき、退院のころには5%もしくは飲酒欲求がなくなっています

退院のころには5%もしくは飲酒欲求がなくなっている
退院のころには5%もしくは飲酒欲求がなくなっている

飲酒欲求がほとんどない状態だと、酒を飲まなくても比較的楽なので、そのまま断酒生活していけば良いのです。

酒を我慢すれば、肝臓など身体が悪くならないし、酒気帯び運転をすることもない。

入院中にうつ病の治療もされるため、薬は欠かせないものの、酒を飲むほどではない。

「普通の人」として社会生活が送れるのです

はじめの一杯で飲酒欲求が復活する

はじめの一杯で飲酒欲求が復活する
はじめの一杯で飲酒欲求が復活する

私、酒が飲みたくなるわけでもないが、飲みたくないわけでもないです。

そんな状態で何か月か過ごしていた。

すぐ就職すると、またストレスで飲んでしまうため、焦らずにいました。

昨日、なぜか不意に飲みたくなったのです。暑いからか、病気のせいか。

そして焼酎を1合、飲んでしまいました。

すると、急に飲酒欲求が復活し、100%まで上がってしまったのです。

急に飲酒欲求が100%まで上がってしまった
急に飲酒欲求が100%まで上がってしまった

もう飲酒欲求が抑えられない。

断酒中の私の脳はほんの1合の酒で昔の飲酒欲求が復活し、酒を欲していました。

私「酒が飲みたい、我慢できん・・・・・・1合だけ、ほんの1合だけ飲んで寝よう

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まとめ 断酒中でもはじめの1杯の酒で飲酒欲求が復活する

  • 入院、断酒をつづけてほとんど飲酒欲求がない状態でも、油断するとふいに飲酒欲求がくることがあります。

  • 断酒会では、3ヵ月、6ヵ月、1年、3年目などが危ないと言われています。

  • 一杯でも飲んでしまうと、すぐに飲酒欲求が復活します。

  • 「はじめの一杯」に気を付けましょう

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