


















なぜぼくは警察署の留置所にいるんだ!なぜ鉄格子の中にいるんだ!



















朝、嫁さんを職場に送って・・・・・・それからワンカップ焼酎を2本空けた。



















そのあとパチンコ屋で打ちながら、またワンカップを空けた。
パチンコ屋のうどん屋でも追加したような気がする。



















それから、ぼくは何をやったんだ???
警察の留置場の中で、1日を振り返り記憶を探す



ぼくは必死に思い出そうとして、酔いが抜けきらない頭で考えました。
ふと、頭の中に4枚の画像が浮かんできます。
それはまるで写真のような静止画でした。
- 1つ目は、公園のそばにある、小さな川の土手をを歩いている画像
- 2つ目は、スイミングスクールで、泳いでいる子供のママさんと話しをしている画像
- 3つ目は、スイミングスクールの外で、なにかを座って待っている画像
- 4つ目は、サイレンを鳴らしながら3台のパトカー到着し、ヘルメットを被った警察官6人以上がぼくの周りを取り囲んでいる画像
その画像に、わずかな記憶がぶら下がっていました。
ほんのわずかな記憶の断片から、今日の行動を憶測します。
ふとんに座り、鉄格子の向こうを見ながら、また天井を見ながら思い起こそうとしました。



















妻を職場に送り届け、車を放置し、そのあとすぐ焼酎を2本空けたのは間違いない。



















その後バスに乗って移動し、そしてパチンコ屋に行った。パチンコ屋でスロットを打った。



出典:あした話せる嗜好品メディア、ルークスHP より引用



















コンビニでワンカップ焼酎やうどん屋で焼酎を飲んだが、どれくらい飲んだのかがわからない。記憶があいまいになっている。



















何も食べずに焼酎ストレートを流し込んだので、すでに酩酊したハズ。
そこで完全にブラックアウト(酔って記憶喪失)したのか・・・・・・?
1つ目は、川土手を歩いている画像



1枚目の、緑井町の公園のそばにある、小さな川の土手をを歩いている画像。
八木町の南の緑井町までは数キロある。
その緑井町の小川のそばを歩いていた。



















なぜだか知らないが・・・・・・「水中」にいた気がする。なぜだろう。



















スロットで負けてお金が無くなり、仕方なく歩いていたのか?
2枚目の、スイミングスクールで話をしている画像



2枚目、毘沙門町のスイミングスクールで、泳いでいるお子さんのママさんと話している画像。
緑井町から毘沙門町も、何キロもある。



















酔っ払ってスロで金を失くして、歩きっぱなしだったのか?小銭もなかったのか?
確かめようにも、警察に没収されているため財布を見ることができない。



















なんでスイミングスクールへ行ったんだろう。さっぱり、理由が分からない。



















ただ、疲れて休みたかっただけなのだろうか?
うちの上の子のクラスメイトがこのスイミングスクールに行っていた。



















それを見に、ただそれだけで立ち寄ったのだろうか。
3つ目の、ベンチで何かを待っている画像



3つ目は、スイミングスクールの外で、何かを座って待っている画像。
なぜか、そこの従業員に手をつかまれて、スクールの外で座って待っていた。



















・・・・・・なに? なにを待っていたんだ?
4つ目の、警察官に囲まれている画像



4つ目は、サイレンを鳴らしながら3台のパトカー到着し、ヘルメットを被った警察官6人がぼくの周りを取り囲んでいる画像。



















・・・・・・あ。
解かった、何もかも繋がった・・・・・・
不審者として通報され警察に保護される瞬間



つまり、このような事だったのです。
酒を飲んでパチスロを打って、負けて金が無くなりました。
歩いて家に帰ろうとし、20キロの道のりの10キロほど歩いて疲れ、スイミングスクールに寄って休んだようです。
そこには子供を泳がせ、自分たちは2階から子供を見ているママさんがたくさんいました。
酔っ払って機嫌がよいぼくは、知らないママさんにいろいろ話かけたのでしょう。
ママさんは泥酔しているぼくを見て不審者扱いし、スタッフに報告した。
そしてスタッフが「不審者がいる」と通報し、警察がかけつけた。
ほぼ間違いない。
ぼくは不審者として通報され、警察に保護されていたのです。
あたり前ですが、ぼくは小さい子にはまったく興味ない。
プールで練習している、娘と変わらぬ年の少女などを見ようとも思わない。



しかし
「40代の泥酔したオジサンが、小さい子供がいるところにうろついている」
というだけで不審者になり、通報されることになるのでしょう。
女性従業員など振りほどいて走って逃げればよかったのに。
簡単なことだった。
しかし記憶が飛んでいるぼくは、通報されておとなしく座って警察を待っていたのです。
しばらくするとパトカー3台が到着し、警察官6人に取り囲まれ、結局不審者として警察に保護されたのです。
おとなしくパトカーの後部座席にに座り、両脇に警察官にはさまれていました。
そんな記憶がかすかに蘇ります。



















なんてこった。走って逃げれば余裕だったのに・・・・・・
警察署まで家族が来てくれた



窓の外は夕焼けをすぎ、真っ暗になっていきます。
制服のオジサンがまた現れました。
「奥さんが来られました。出てください」
留置所の鍵を開け、ドアを開けました。
まとめ 不審者として通報され警察に保護される
飲みすぎで記憶がなくなることを「ブラックアウト」と言います。
- うつ病などの精神薬を飲んでいると、本人はそのつもりがないのに簡単にブラックアウトします
- 今回は犯罪ではなかったのですが、ブラックアウトを繰り返すといつか犯罪をおかしてしまう可能性があります
- 犯罪はなくとも、不審者扱いで通報され警察の厄介になり保護される可能性もあります
- アルコール依存症でブラックアウトを頻繁に起こす方、精神薬を飲んでいる方は、大量飲酒を控えましょう
- 睡眠薬「ハルシオン」とお酒の組み合わせは危ない、犯罪を犯す可能性があると主治医の木村神経科内科の院長に注意されました。ハルシオン服用後のお酒は厳禁です。
お酒の代わりに、炭酸水で
飲酒欲求を下げよう
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【aarke/アールケ】
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