












今日は木曜日・・・・・・断酒会の日か。













昨日もおとといとも酒飲んでるし、なんだか行きづらいな・・・・・・
その日は私が通っている「だるま会」という断酒会の日でした。













ぼくが通っているだるま会は、木曜日に行われる。今日だ。













どうしても断酒会に行かねばならない・・・・・・
アルコール依存症の連続飲酒が止まらない



「アルコール依存症者が、連日、朝から晩までずっと酒を飲み続けること」を、連続飲酒と言います。
朝から寝るまで終日、アルコール漬けの状態。
夜中も目が覚めたら飲んでしまうような状態。
断酒会の日なのに、私は数日間「連続飲酒」をしていました。
今日はまだ、酒を飲んでいない。
が、昨晩の酒が抜けたためか、アルコール離脱症状が始まります。
アルコールが切れたことによる、いわゆる禁断症状です。
アルコールが切れてアルコール離脱症状がはじまる



アルコール離脱症状とは
まず、手、指が震えます。
映画でそういうシーンがたまにありますが、そのまんまです。
これを振戦といいます。
手の指を開き、じっと見ると指先が震えている。
ひどくなると、指先だけでなく足や体中が震えるのです。
そして異常に汗をかく。
額、手の平、首筋に汗がにじみ出てくる。
脂汗です。
暑くもないのに脂汗が出てくる。



ほお、あごを通って汗が垂れて、ポタポタと床に落ちていく。
それに加えて抑うつ状態などの気分障害が起こります。
強い不安感におそわれる。
強い恐怖感におそわれる。
情緒不安定になる。
これがかなりつらいのです。
さらに、アルコール依存症の重い人は、「幻聴・幻覚」が出てきます。
「小さな虫」の幻覚。
そんな虫はいないのに、ふとんや壁や体に張り付いている小さな虫を振り払おうと、手ではたくしぐさを続ける。
わたしは幻聴幻覚はありませんが、聞くところによるとかなり怖くてつらいとのことです。
私はアルコール離脱症状に耐えられず、安定剤をいつもの3倍飲んで、ベッドに転がりました。
断酒会に行かず酒を飲む



昼を過ぎても、アルコール離脱症状は続いています。
手の震え、熱くもないのに脂汗が出て、恐怖感、不安感に襲われてつらい。













だめだこれは。こんな状態では断酒会にいけない。欠席の電話をしよう













「もしもし、私です、ええ、ええ。 あのう今日ちょっと風邪ひいて体調が悪いので、断酒会は休ませてもらいます」













ふう、これで一難去った・・・・・・
そして家の近くの商店で、一升パックの焼酎を買いました。













外にでて、ブラックアウトしてまた変なことになったらいけない。また警察の厄介になったら、離婚沙汰になるかもしれない。



部屋で、ベッドで焼酎を入れます。
焼酎ストレートを2口ほど喉に流し込みました。
また、喉から食道から胃までが熱くなる。
・・・・・・10秒経つか経たないか。
手、身体の震えが、ピタっと止まります。
そして不安感がなくなり、快楽の波が押し寄せてきます。
さらに焼酎を流し込みます。
気持ちよく酩酊し、快感に全身が包まれます。
ベッドに転がって、寝ました。
また鉄格子の中!!
ふと、目が覚めました。













暗い・・・・・・? 夜なのか?
寝ころんだまま、天井を見ます。
しかしそれは知らない天井でした。













な! なんだここは!?
飛び起きて部屋を見渡すと、壁の一面が「茶色い鉄格子」なのです。













な!! また、鉄格子の中にいる!



また訳が分からくなります・・・・・・
まとめ アルコール依存症の連続飲酒による離脱症状はかなりつらい
アルコール依存症者が朝から晩まで酒を入れ続けることを「連続飲酒」といいます。
連続飲酒を何日か繰り返して酒を切ると、アルコール離脱症状(禁断症状)が起きます。
このような症状が数日にわたって続きます。
- 振戦(手などの震え)
- 発汗(脂汗)
- 不眠
- イライラ
- 抑うつ状態
- ひどいひとは幻覚・幻聴
これらの症状は、酒を飲むとピタリと収まるため、酒がますます止められなくなるのです。
私は気がつくとまた鉄格子の中にいました・・・・・・
お酒の代わりに、うまさ感じる
強炭酸水で飲酒欲求を下げよう
KUOS-クオス
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