わけがわからない!気がつくと精神病院の保護室、鉄格子の中 精神病院・閉鎖病棟体験談(1-9)

気がつくと精神病院の保護室、鉄格子の中

続きです。

前記事→アルコール依存症の連続飲酒による離脱症状はつらい・精神病院・閉鎖病棟体験(1-8)

目が覚めると・・・・・・私はまた茶色の鉄格子の中にいました。

また鉄格子の中だ!なんだこれは、わけがわからない!

ついこの前も目が覚めたら鉄格子の中。

その時は警察の留置所の中でした。

そして今もまた、鉄格子の中。

ここは、見たことある部屋だ。しかし、わけがわからない。

●筆者

アルコール依存症の筆者

アルコール依存症歴11年。断酒はするのですが数年に1度くらいスリップし、連続飲酒にハマり入院する。精神病院入院歴10回以上。体験談や皆さんにお役に立てることを書いていきます。

鉄格子の部屋を観察する

鉄格子の部屋を観察する
鉄格子の部屋を観察する

天井を見上げると、長く年月が経ったような白い天板が貼ってあります。

真ん中あたりに暗い蛍光灯。

その隣に、丸い火災報知器とスプリンクラーが並んでいます。

その横は15センチくらいの丸い網、スピーカーなのか?

天井の隅のほうに、50センチ四方くらいの黒いプラスチック板がある。

あの黒いプラスチック版は、記憶にあるぞ。

目をこらすと黒いプラスチック版が透けて見えてきました。

丸い球形の黒いモノが中に見えます。

あ、あれは監視カメラだ!

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鉄格子は茶色に塗られています。

一部がドアになっているのですが、レバーを回してももちろん開かない。

鉄格子以外の3面は木の壁になっており、誰かが爪でひっかいたあとがたくさんあります。

「出せー出せー」

「退院させろや」

という落書きや

「たっくんLOVE」

のような中学生並みのも。

みな、爪で必死に思いを書き残したような、そんな感じ。

ドン、ドン、ドン

壁を殴るような音が聞こえてきました。

隣の部屋か、その向こうの部屋からか、音が響いてきます。

反響して、右か左かはわからない。

ドン、ドン、ドンッ

音はずっと続き、止まりません。

そして、鉄格子とプラスチック版の奥の監視カメラで記憶がすべて蘇りました。

ここは、精神病院だ!精神病院の保護室だ!

なぜこんな所に?

私はは昨日、部屋から一歩も出ずに一人で飲み、寝たはず。

なんでこんな所にいるんだ!

精神病院の保護室、鉄格子の中

精神病院の保護室、鉄格子の中
精神病院の保護室、鉄格子の中

部屋の3方の壁は木製の板になっています。

鉄格子は、警察署の留置所のような「モロ鉄格子」といって感じではなく、太い鉄の格子に茶色の木目調のビニールが貼られています。

ぱっと見は木に見える。

フラッシュバックしました。

ここは以前にも入院した、精神病院なのです。

瀬野川病院という、広島一有名な精神病院。

出典:医療法人せのがわ 瀬野川病院
出典:医療法人せのがわ 瀬野川病院 より引用
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家からこの瀬野川病院までは遠く、20キロははなれている。

どうやってここまで来たんだ?

鉄格子側のドアも木目調ビニールが貼られていますが、実は鉄製なのです。

トイレは部屋の奥。

ステンレスの便器で、鈍く黒い光を反射しています。

座る部分、便座だけアイボリー色のプラスチックになっています。

保護室の鉄格子の中で

保護室の鉄格子の中で
保護室の鉄格子の中で

あ・・・・・・服が違う。

服が私の服ではありません。

Tシャツとジーンズの半パンをはいていたハズです。

しかし、なぜか着古した汚いシャツと着古したジャージを着ているのです。

マジックで「R1」と書いてある・・・・・・

前回入院した時は「R3病棟」だったから、ここは「R1病棟」」になるのか?

アルコールはすでに切れていました。

そしてアルコール切れによる喉が渇きを感じます。

しかし、水道は部屋のどこにもありません。

誰か!誰かいませんか!
おーい!誰かいませんか!

誰も来ません。ドアには鍵がかけられています。

ドアを、思いっきり殴ります。

ドン!ドン!ドン!

ああ、さっきの音は、これか・・・・・・

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まとめ 気がつくと精神病院の保護室、鉄格子の中 

  • なぜ記憶がなくなっているの?
    それは前日、精神安定剤を指定の3倍以上OD(オーバードーズ)して焼酎を飲んだからなのです。次回詳しくお話します

  • 精神科の薬を飲んだ時、アルコールは厳禁です
    ブラックアウト(記憶喪失)して何するかわからないからです

  • 精神科の薬は、決めれられた量をきっちり守って飲みましょう

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