連続飲酒発作に入ってはや10日以上経ちました。
もう自分の意志では酒を止められない。
もう素面(シラフ)に戻ることができない。
酔いが覚めるとアルコール離脱症状に襲われる。
手の震えや脂汗、恐怖感、不安感に襲われる。



耐えきれず、また焼酎を追加してしまうのです。
自分ではどうしようもないところまできてしまっています。
出社はできない、飯は食べれない、人間としてのまっとうな生活が送れない。
また瀬野川にある精神病院に入院し、閉鎖病棟でアルコールを切る覚悟をしました。
精神病院へ入院前にブラックアウト



精神病院に入院したら3ヵ月近くは出てこれない。
最後の酒で飲み収めをしよう。
一升入りの焼酎紙パックに口をつけ、飲めるだけの焼酎を胃に流し込みました。
すでに記憶があやふやですが、自分は必ずそうすたハズ。
それからはまったく記憶がとんでいます。
大量のアルコールで、完全にブラックアウト(酒により記憶がなくなること)しました。
まったく何も覚えていないのです。
しかし妻はその間のことをしっかり覚えていました。



後日、妻が話してくれた内容はどうだったかというと。
瀬野川病院(精神科)に連絡したが、私はすでに失神していたらしい。
瀬野川病院は「救急指定」されている病院です。
しかし電話をしてみると「意識がないとこちらも困るので、他の病院で胃洗浄などの応急処置をして意識が戻ってから連れてきてほしい」と電話口で言われたそうです。
「救急指定」されている病院が「他所の病院で処置をしてこい」とは変な話だ。
酒の飲み過ぎで失禁、小便たれながし



私は3階の自分のベッドで失神していました。
妻は失禁して小便たれ流している私を着替えさせ、たまたま来ていた妹に助けをもとめ、3階からなんとか1階まで引きずり下ろし、義母と3人がかりで車にのせたようです。
応急処置をするため、近くのあちこちの病院に電話をしました。
しかし、酒で失神している救急患者は扱いが面倒くさいらしく、全部断られ、たらい回しにされたそうです。
その間、私は車の後部座席でずっと失神していたようです。
どこにもいく所がなく、しょうがなく車で1時間かけて瀬野川病院へ向かいました。
が、入院手続きのあいだもぼくは失神して小便をたれ流していたようです。
診察の間のことは次の記事に書きますが、そうとう酷かったようです。
入院手続きがおわると、またぼくは保護室、つまり鉄格子の中へ入れられました・・・・・・
精神病院に入院することによる娘への悪影響



妻は入院手続きなどの処理をすませて家に帰ると、5歳の次女は異変に気付いていました。
「父さんはどこにいったの?
父さんはも帰って来ないの?
父さんは死んだの?」
そう聞いてきたそうです。
酒のせいで娘を大きく傷つけたようです。
酒の飲み過ぎで失神、失禁して小便たれ流し まとめ
- これまで何回もやってしまいましたが、抗うつ剤・精神安定剤の服用とアルコールの組み合わせは、すぐにブラックアウトし記憶がなくなります
- ブラックアウトが酷い時は失神したようになり、尿意にすら気づかず、小便たれ流しになってしまいます
- ここまでくるとほぼ自力では脱出できません。精神病院に入院し、ムリヤリ酒を切るしかないのです
- 子供たちは敏感で、すぐ異変に気付いたようです。現在では長女が専門、次女が中2、今のところおかしな様子はないです。
が、断酒会の人たちに聞いたところでは「登校拒否」「アダルトチルドレン」などの症状が出る子供が多く見受けられます。
アルコール依存症は子供に害を及ぼす可能性が大きいので要注意です。
●寝酒がないと眠れない人へ
- ハルシオンなどの睡眠薬は酒を飲むと意識が飛んで危険な状態になります
- セロクエル(クエチアピン)はお酒を飲んでも危険が少なく、寝つきがよくなります
クエチアピン錠
\ (セロクエル) /
●あわせてよみたい
- 3倍の精神安定剤と睡眠薬と酒で酔って記憶がなくなり、小便をもらした体験
⇒酒と薬で酔って記憶がない、小便だだ漏れ!精神病院・閉鎖病棟体験(1-10) - アルコール依存症は断酒していても、一杯飲むだけで飲酒が復活する
⇒断酒中でもはじめの1杯の酒で飲酒欲求が復活する 精神病院体験記(1-2) - うつ病になるとつらさをごまかすため飲酒に走り、アルコール依存症の可能性
⇒うつ病とアルコール依存症併発の体験談|症状が悪化しても飲酒がやめられない
●チェック
- アトピー肌で真っ赤、人としゃべるのがストレス。そしてお酒を飲むと余計に悪化
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