金田一中年

アルコール依存症

刑務所あがりのオカマ爺さんに口説かれるアケボノ 精神病院体験談(2-23)

統合失調症で巨漢だが優しい性格の青年がいた。オカマ爺さんはそういう弱者を見逃さなかった。ジュースやおやつで手なずけ、奥の洗濯場や、ベッドでカーテンを閉めて怪しいことをしていたが、その噂はあっという間に広がった。
アルコール依存症

オカマが精神科に入院。口説かれるので困った話 精神病院体験談(2-22)

精神病院の閉鎖病棟に70才過ぎであろう爺さんが入院してきました。そのチビ・デブ・ハゲの爺さんはなんと「オカマ」だったのです。狭い閉鎖病棟をいいことに若い精神病患者を口説きまくります。
アルコール依存症

アルコール依存症で脳委縮、独り言がうるさい新患が来た 精神病院体験談(2-21)

新患が来た。黒いスーツの上着を羽織っているが下は青いジャージだ。彼の独り言は酷かった。隣の部屋に入れられたのだが、うるさくて眠れたもんじゃない。アルコールの多量飲酒による脳委縮だ。
スポンサーリンク
アルコール依存症

メンヘラ男性が頸動脈を切る。うつ病で自殺未遂だった 精神病院体験談(2-20)

精神病院の保護室エリアに、身長2mあるような大男がいた。彼は首に包帯を巻いていた。ある日、包帯が取られその跡を見ると、頸動脈を斜めに横切るような大きな傷口があった。彼はうつ病だといった
アルコール依存症

精神病患者が暴れる、大便をもらす、メチャクチャ 精神病院体験談(2-19)

保護室に入れられ6日目。デイルームで過ごしていると、奇妙な少年がいた。「ウキーッ」といいながら手をたたき、跳ね回る。保護室には全裸の男が立っていた。彼は床にウンコをしたそうな。もうメチャクチャ
アルコール依存症

精神病院の隔離病棟、少しの自由 精神病院体験談2-18

精神科の瀬野川病院では、閉鎖病棟の奥、つまり保護室があるエリアを「隔離病棟」と呼んでいた。そのエリアには、牢屋のような保護室が20といくつあり、閉じ込められている患者、昼間だけ解放される患者がいた。
アルコール依存症

閉鎖病棟・保護室の隔離から解放される 精神病院体験談2-17

4日目の朝。閉鎖病棟の保護室の隔離から解放されました。やっと人間に戻れた気がします。中間解放という状態で、午前午後に数時間ずつテレビやマンガを読む時間があたえられるのです。久しぶりに人間としゃべりました。
アルコール依存症

保護室に隔離、反省するしかない。まるで刑務所 精神病院体験談2-16

精神科の保護室からまだ出ることはできません。保護室の中ではひとりぼっちのため、過去の反省をするしかない。なぜあの時飲んだのだろう、なぜ一杯で済まされなかったのだろう。まるで刑務所です。
アルコール依存症

夢の中は幸福、保護室の生活は悪夢 精神病院体験談2-15

精神病院の保護室で生活を強いられている間、毎日夢を見ました。家族と過ごす幸福な時間でしたが、ふと目を覚ますとそこは鉄格子の中。現実が一気に悪夢として押し寄せるのでした
スポンサーリンク