【双極性障害(躁うつ病)の症状】異常にテンションが上がりまくる 体験談3-13

双極性障害

私のアルコール依存症の原因は、元はうつ病なのです。

うつが辛くて酒浸りになりました。

うつ病でもがき苦しんだ体験談を書いていきます。


(つづき)

飲めない、食べれない、眠れない。

苦しい・・・・・・地獄だ。

食べるのはあきらめて、また横になった。

●筆者筆者

 


メンヘラ男。アルコール依存症歴11年、25歳でうつ病、39歳でアルコール依存症とうつ病を再発、さらに双極性障害になりメンヘラに。断酒に失敗し広島の瀬野川病院、呉みどりヶ丘病院などの精神病院・閉鎖病棟に10回も入院。精神障害者手帳2級、障害年金2級。断酒・入院・うつの体験談、どうやって飲まないで生きていくかのノウハウを書いていきます。

※なお、筆者の体験談は事実のままですが、断酒会の事例は架空の人物ものとします

双極性障害(躁うつ病)とは

双極性障害は異常にハイテンションになったり、うつ状態になったり、躁とうつを交互に繰り返す病気だ。躁とうつが激しく入れ替わる双極性I型と、軽躁状態と軽うつが現れるⅡ型がある。

躁になると、気分が高ぶっていろいろなことをやりたくなったり、そのためにメモを取りまくったりする。また、やたらいろんな人に話しかけたり、眠らずに動き回ったりと、異常な活動をはじめる

逆に、うつ状態になると、なにもやる気がおきない、消えたくなりたいと思い始める。

躁状態は覚せい剤を打ったようにテンションがあがりまくる(打ったことはないですが)妻には「もう躁状態はやめてほしい。うつ状態のほうがぜんぜんマシだ」といっていた。躁状態は他人にかなり迷惑をかけるようだ。

双極性障害は、自分ではコントロールできない激しい躁状態、苦しくて生きているのがつらいうつ状態を繰り返す病気だ。

躁状態の時は元気なので病院にいかない」「うつ状態はしんどいので病院にいく」という行動になるため、うつ病と誤診されることが多い。

しかし、うつと双極性障害とはまったく違う病気なのだ。

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食べられない、飲めない、眠れない

双極性障害のクスリ
双極性障害のクスリ

しばらくすると、看護師が薬を持ってきた。

が、また吐いたら嫌なので、水なしでゴクリと飲みこんだ。

もう12時間も飲まず食わずだ。

このままでは、病院の中で死んでしまう

けいれんが続く

手のけいれん
手のけいれん

とにかくけいれんが続く。

自分では止めようがない。

時計が見えないので分からないが、30分か1時間ごとに身体がけいれんする

けいれんの前兆のようなものが分かるようになってきた。

あ、くるな・・・・・・

と感じる。

しばらくすると、腕の筋肉がピグピグしはじめ、腕が勝手に持ち上がる

そして足の筋肉もピグピグしはじめ、硬直する

お腹も背中もピグピグしはじめ、身体全体がけいれんし始める

吐き気も感じる。

5分くらい経つと治まる。

ずっとけいれんに耐えながら、時間が経つのを待つ。

時計がないので、とても長く感じた。

飲めない食べれない、死にそう

昼

12時になったのだろう、看護師が昼飯を持ってきた。

食べたらどうせ吐いてしまう。

そう思い、手を付けなかった。

看護師が戻った後、昼飯をトイレに流した。

薬は、やはり水無しで飲みこんだ。

夕飯も同じことを繰り返した。

もう24時間も飲まず食わずだ。

睡眠薬をもらって横になった。

が、度々けいれんが起こるため、意識が無くなることはなかった。

まったく眠れないまま、また朝が来た。

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生死の境、72時間を越した

その次の日も、症状は変わらなかった。

食べ物を胃にいれれば吐く。

水を飲んでも吐く。

タバコは禁止。

眠れない。

けいれんが起こる。

保護室に入って3日目の午後になった。

もう72時間飲まず食わず眠れずだ

よく、遭難した人の生死の境が72時間だという。

72時間で生存率がかなり変わってくるという。

今は寒くも暑くもないが、生死の境72時間を飲まず食わず眠れずに過ごしている。

災害で遭難しても生存できるかな、と思った。

大部屋へ生還

主治医
主治医

やっと主治医がやってきて、「調子はどうですか?」と聞かれた。

「悪い」というと保護室から出してもらえないので、「まあまあです。タバコが吸いたいですわ
と答えた。

すると「大部屋に戻りましょうか」

・・・・・・やっと地獄の保護室から出された。

大部屋へむかう途中、主治医に、とにかく「けいれんが起こるので何とかしてほしい」と訴えた。

「けいれん止めを出しときます」と先生は言った。

その薬を飲んでからは、ピタリとけいれんが止まった。

あとから調べると、「ランドセン」というベンゾ系のクスリだった。

異常にテンションが上がりすぎ、双極性障害と診断される

私は保護室での3日間、72時間に及ぶ飲まず食わず眠れずに耐えた。

そして大部屋にもどった。

やっと平穏な日々を過ごせるかにみえた。

しかし、私ぼくはなぜか異常にテンションが上がりすぎていた

本人はまったく覚えていない。

大声で話し、看護師の背中をバンバンと叩きながら、高らかに笑っていたという。

最初は看護師に「元気になったね」と言われていた。

単に保護室から脱出できたころが嬉しくてテンションが上がっていたのかと思った。

が、その異常なテンションはとどまるところを知らずどんどん上がっていった。

やみくもに看護師を捕まえて話かけたり、背中を叩いたり。

他の患者を捕まえてベラベラ話しかけていたという

記憶に、ない

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家でも異常にテンションがあがる

カレンダー
カレンダー

しばらくして、外泊許可がおりた。

久しぶりに家に帰れるし、外泊できるということは退院が近いということだ。

さらにテンションが上がる。

車で迎えに来た妻に、病院で起きたありとあらゆることを喋っていたという。

家に帰っても異常なハイテンションは止まらず、普段あまりしゃべらない私が妻にしゃべりまくる

退院したらアレやろう、コレやろうと思いついたものをカレンダーに書きなぐっていた。

「アレやろうリスト」は何十行にも及んだ。

なにかもう、無敵になった気分だった

病院に帰院する日になった。

妻は、「家での状態」を記入する紙切れに、「テンションが上がりすぎて大変だった」のようなことを書いていた。

病院にもどり、「戻りました!」と大声でさけんだ。

双極性障害との診断

そう状態
そう状態

妻が記入した紙と、看護師が私の状態を主治医に報告したのだろう。

その日に診察室に呼ばれ、言われた。

どうも、うつ状態から躁転(躁状態)しているようですね。双極性障害かもしれません。落ち着くまで、保護室にいてください

ソウキョクセイ・・・・・・ナニソレ。

躁うつ病のことです。薬も変えます

なんだそりゃ。

今思えば、けいれん発作も異常にテンションが上がるのもなにもかも、SSRI(セロトニン再取り込み阻害薬)の飲み過ぎでうつ状態から躁状態になり、双極性障害(躁うつ病)を発症していたのだ。

瀬野川病院で、誤診、あるいは間違った治療をされたのだ

「また保護室・・・・・・」

少し前まで苦しみを味わった保護室に逆戻り、げんなりした。

退院は間近ではなかったのか。

なぜ保護室に行かないといけないのか。

そのころは双極性障害については何もしらず、ネットがないので調べようがない。

指示に従うしかなかった。

双極性障害用に薬に変わり、また保護室へ

保護室
保護室

また牢獄に閉じ込められた。

荷物も持ってこられたので、長くなるということか。

薬は、SSRIがすべてなくなり、変えられて「デパケン錠」というのと「エビリファイ」になったと思う。

デパケン錠を飲み始めると、一気にテンションが下がった。

今度はうつ症状が強くでて、辛いばかりとなった。

この牢獄の苦しみがあんなに続くとは、その時は考えもしなかった。

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