アルコール依存症は一生治りません。が、治療することはできます

アルコール依存症の治療

●アルコール依存症の治療
アルコール依存症は一生治りませんが、治癒をして普通の人間として生きていくことはできます。エタノールの薬物中毒ですので、まずは薬物を絶つ、つまり断酒をします。これが違法薬物より難しい、それはコンビニ・スーパーなどで合法的に簡単に購入できるからです。そのため、次の3つ+1つのことを実践します。

  1. 病院(精神科)へ通院すること
    これは総合病院ではだめです。総合病院は痛めた肝臓やすい臓を治して、また酒が飲める体にしてくれるだけだからです。精神科で、アルコール依存の教育やカウンセリングをうけます
  2. 抗酒剤を飲むこと
    これは精神科で処方してもらえます。お酒が飲めなくなる薬です
  3. 断酒会へ出席すること
    全国的に有名なのはふたば断酒会、AAなどです。他に、地方ローカルでの断酒会がありますが、最近はオンラインを使った県をまたいだ断酒会が活発になってきています
  4. レグテクト錠を飲むこと
    これも精神科で処方してもらえます。飲酒欲求が下がるとのふれこみですが、人によって効果が違うようです

最近は「減酒療法」といって、酒を完全断酒するのではなく、晩酌に1杯程度を飲んでもよいという治療法ががあります。その際、「セリンクロ」という薬を飲んで、1杯以上の酒は飲まないようにします。


●アルコール依存症の治療【記事】

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