うつ病を治療するには【精神病院】に入院がおすすめ うつ体験談16

うつ病の治療で入院

うつ病が悪化した場合、外来治療より、入院したほうが早く治ります。

広島では「府中みくまり病院」がおすすめです。

うつ病で入院とは

うつ病の治療
うつ病の治療

重いうつ病の場合、精神病院、あるいは精神科の入院施設がある病院に入院します。

府中みくまり病院では、うつ病患者は一般精神病患者とエリアが分けられていて、個室が与えられます。

そこでの抗うつ薬による治療や、一日中のんびりとストレスなく過ごすことによってうつ病を治療していきます。

私の場合、うつ病は2カ月程度で回復しました。

その、府中みくまり病院はこのような感じでした。

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うつ病で治療のため精神病院へ

精神病院に入院
精神病院に入院


再度いきつけのクリニックを訪ねると、先生から

うつ症状が悪いですね。入院してみませんか

と言われました。

そして先生は地図をかいてくれます。

そして紹介状を受け取り、妻とその病院へ向かいます。

地図が下手すぎて何度も道を間違えつつも、なんとか病院にたどり着きました。

広島の府中みくまり病院

精神病院の府中みくまり病院
精神病院の府中みくまり病院

なんとかたどり着いた府中みくまり病院、家から1時間ほどもかかり、団地の一番上、山の斜面に建てられていました。

すぐ上は「みくまり峡」といって、キレイな川が流れる峡谷です。

北の方角は、見渡すかぎり緑がおいしげる山。

自然に囲まれたとても良い環境でした。

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うつ病専用エリア

精神病院の個室
精神病院の個室

精神科の大部屋のほかに「うつ専用ユニット」という、うつ病患者専用の個室があります。

一般的な病院では1日1万円以上取られるのですが、府中みくまり病院では1人部屋で月に2,000円、2人部屋で月1,000円という破格の値段でした

一人部屋を頼みます。

うつ専用ユニットに入院している人つまりうつ病患者は、当時7~8人いました。

食事の時のみ、みながデイルームに集合する。

個室は安いビジネスホテルのようでしたが、完全個室でテレビや手洗い場もついています

月2,000円ならコスパ抜群です。

広いグラウンドがあり、ベンチと灰皿がおいてあり、そこでタバコが吸えました。

基本的に、ストレスがない環境でのんびり過ごし薬によりうつ病を治す、そういう医療方針のようです。

風呂は、個人で入れるユニットバスがあり、時間で予約すれば好きな時に入れます。

うつ病での入院はすごく楽

精神病院なのにギター持ち込む
精神病院なのにギター持ち込む

うつ病患者なので特に制限はなく、開放病棟なので好きなものを持ち込めました

ギターを持ち込んでいた人もいましたが、さすがにそれはNG。

小説を持って行きましたが、うつ病によくある症状で集中力がまったくなく、1ページも読めません

1ページどころか2、3行読んだら嫌になるという感じでした。

集中力がほぼ無い状態です。

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ゲームなど、自由きままに過ごす

ニンテンドーDS
精神病院の病室でニンテンドーDS Wikipediaより引用

ニンテンドーDSを持ちこみました。(当時はニンテンドースイッチなど無かった)

ドラゴンクエストならなんとかできました。

ドラクエ9を何日かかけて解き。

病院から出て2キロくらい降りると、もう街中になります。

中古ゲーム屋レプトンを見つけて、ドラクエ9を売ってはドラクエ8を買い、それを解いたらドラクエ8を売ってはドラクエ7を買う。

そんなことを繰り返していました。

外出届けに名前と時間を書いとけば、比較的自由に外出できます。

うつ症状が改善されていくと、毎日外出していました。

うつ病で入院中に酒を飲む

入院中にビール
入院中にビール

ふもとの街中へ降りると、パチンコ屋があります。

ヒマつぶしにパチンコをし、軽く酒を飲みました。

もちろん酒がばれたら強制退院なので、酔いがさめたころを見計らって病院へもどります。

詰め所に立ち寄りなにごともなかったようにふるまうと、バレまれません。

それからは毎日外出して、軽く飲んでパチンコを打ち、さめたころ帰院していました。

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長期入院患者も多い

看護師に話を聞いてみると、40年や、50年も入院している人がいるのだとか。

40年選手のオバサンはもうすぐ退院らしいのです。

40年も入院して、いまさらシャバにでてもまともに社会生活は送れるのか?最近は消費税っていうのがあるのだぞ、などと思いましたね。

うつ病の状態がよくなり、退院

うつ病の治療で元気に
うつ病の治療で元気に

その当時は年収500万円ほど稼いでいたため、高額医療保険を申請しても、差額ベッド代こみで18万円もとられました。

2カ月くらい経つとうつの症状がかなり改善されたため、退院。

会社にすぐ復職したが、また大量の仕事を与えられます。

また大量の酒を飲み始めました。

酒のせいか仕事のせいか、またうつ病が悪化し、会社を休むようになります。

うつが辛かったので、朝から酒を入れて気分をごまかすようになります。

これが「これがアルコール依存症の始まり」になることは、この時点ではまだ知るよしもなかったのです・・・・・・

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まとめ うつ病を治療するには【精神病院】に入院がおすすめ!

うつ病は治療に何年もかかります。

症状が悪化すると、社会生活や家庭生活がまともに送れなくなります

そのような時は、治療のために入院するのが一番よいと感じました。

寝たきりで本も読まれいような状態が、毎日ランニングができるほど回復したのです。

大きな病院の精神科ではたいてい入院ができます。

最初は家や会社がドタバタするかもしれませんが、重いうつ病のまま仕事や家事をするぐらいなら少しの期間入院してうつ症状を回復したほがメリットが大きいと感じました。

うつ症状が軽くなれば、外来での薬の治療で十分だと思われます。


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