精神科での統合失調症患者との接し方・話し方 精神病院体験談(1-17)

精神科での統合失調症患者との接し方・話し方 精神病院体験談 アルコール依存症

部屋の中にポツンと置いてあるポータブルトイレ。

部屋には鍵がしてあったためトイレにいけず、夜中、ポータブルトイレに小便をしました。

が、冷房の効いていないぬるい部屋で、朝、それは悪臭を放っていました。

ポータブルトイレの、自分の小便の臭いを我慢できません。

精神科の個室のポータブルトイレ
精神科の個室のポータブルトイレ

小便の臭いが我慢できない!普通のトイレに行かせてくれ!
夜、施錠するのもやめてくれ!

と看護師にお願いしました。

精神科の患者のたち

精神科の患者たち
精神科の患者たち

私はこれまでに精神病院に入院して、わかった事。

それは「精神病院内でうまく生活する」 = 「精神科患者の敵を作らない」ことです。

「気がふれたような患者たち」の中で、それらを敵にするとろくなことが起こらないのです。

しょうもない事で激怒して怒鳴る患者。

どうでもいい事で恨まれて仕返ししてくる患者。

なんでもない事で因縁をつけてくる患者。

夜、寝ている時に襲われたらたまったものじゃない。

危険な患者なのか、安全な患者なのか、精神病患者の接し方を考えなければならないのです。

「マロさんは害がない。けんかもしない。安全な人だ」

他の精神病患者にそう思わせれば良いのです。

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精神科の患者の接し方

精神科の患者の接し方
精神科の患者の接し方

喫煙所で、タバコを吸っている患者たちに、次々と話しかけていきます。

こんにちは、マロといいます。昨日上がってきました。
よろしくです

ああ、こんちは。ぼくはオオノです

ぼくはうつとアル中で入院ですわ。オオノさんは、何の病気です?

ぼくは、統合失調症です

相手の病名を聞いておくのも大事です。

普通は、自分の病気を隠したがるのですが、こちらの病名をカミングアウトすれば、むこうもつい言ってしまいます。返報性の原理です。

そして、精神病患者の接し方を頭で考えておく。

この患者は、安全。

この患者は危ない。

危ない患者とは話をしないように、近づかないようするのです。

精神病患者の分類

精神病患者の分類
精神病患者の分類

薬物依存、アルコール依存症患者

基本的に、これらは「普通の人たち」で安全です。

薬やアルコールが切れた状態なので、そこらへんにいつ普通の人たちなのです。

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脳神経系の病気

パーキンソン病患者
パーキンソン病患者

コジマさんのようなパーキンソン病も同じです。

身体が不自由してても、性格は正常な人間なので問題ないのです。

ゆずってあげたり、ドアを開けるなどしてあげると感謝されます。

自閉症、認知症の重い人

※軽い人は実家で生活するので入院はしない

これらの人たちは、「人と交流」することをしたがりません。

するとすれば、「何か欲しい」時だけ。

「何かのテレビ番組を観たい」「お茶が欲しい」そのような時だけなのです。

なので、彼らも「危険性がない人たち」とします。

そもそも、会話ができない、なりたたない人が多いです。

看護師から何か指示が出た時のみ、それに従う。

そうでない場合、彼らは「自分の世界」だけで過ごしていくのです

統合失調症患者

精神科の統合失調症患者
精神科の統合失調症患者

統合失調症の患者たちはよく考えて接しないといけません。

統合失調症の場合、頭の中で「現実」と「妄想」が混じっています。

突然おかしな行動をする場合があります。

昔は精神分裂といわれてましたが、差別的なので呼び方が変わりました。

最近は少なくなりましたが、ニュースで

『ころせ』と声が聞こえたので、幼児をころした。母親は統合失調症を患っていた

というのを聞いたことがあるかもしれません。

統合失調症患者が、精神科で「治療」を受けていなかったので重度の症状におちいったケースです。

精神科に入院すると「治療」を受けるため、そこまで酷くなることはないです。

が、おかしな行動をする人は、たまにいます。

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一般的な統合失調症患者との接し方

家族などが統合失調症患者に接する時にどうすればよいか。

味方であると伝える
統合失調症との接し方
統合失調症との接し方

統合失調症は100人に1人がなりうる病気なのです。わりと身近な病気です。

幻覚幻聴がでるため本人はとても不安を感じ、周囲に不信感をもっています

まず病気の症状を理解することが大切です。

また回復することもちゃんと伝える必要があります。

統合失調症は薬物療法、非薬物療法で治す

統合失調症はエビリファイ、セロクエル(クエチアピン錠)などの薬を投与して治療していきます。

また薬物療法以外では、「精神科リハビリテーション」を組み合わせて効果をあげます。

統合失調症との話し方

統合失調症との話し方
  • 話が飛んでつじつまが合わなくなることがあります。うなずくなどで話をきちんと聞く
  • 一度にたくさん言わない。混乱します
  • 議論したり対立しない。興奮しはじめます
  • 身の回りのことなどは本人にまかせる

回復を促す家族の接し方  すまいるナビゲーターより)

統合失調症患者の例

統合失調症患者が妄想を言う
統合失調症患者が妄想を言う

むかし統合失調症の人が、私へ、こういいました。

統合失調症患者の妄想

工藤静香はのう、キムタクとホンマは結婚しとらんのんで。
 あれはテレビの作り話じゃけ。
 本当は工藤静香はわしと婚約しとるけ、もうすぐわしと結婚するけえの

真顔で言うのです。

こういう時は、どう反応するべきか。

そういう時、彼の「妄想」は彼にとって「現実」なので、否定をしてはいけないのです。

「ふうん、そうなん」

と、適当に相づちを打って、とにかく否定はしないことです。

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重いパーソナリティー障害系

「パーソナリティー障害」は以前、ざくっとまとめて「人格障害」と呼んでいました。

現在はどう呼んでいるかはわかりません。

パーソナリティー障害 厚生労働省)

重いパーソナリティー障害の怒る患者
重いパーソナリティー障害の怒る患者

これは、浅く付き合う分、世間話程度は問題ないです。

ただ深く関わってはいけません。

例えば、何かを貸したり借りたり、何かの会話のの中で、向こうが気分を害したとします。

普通は、我慢するか、文句をいうかなのですが。

人格障害系が「気分を害した」場合、感情を制御できなくなるのです。

大声で泣いたりわめいたりする。

相手を罵倒する。

そのぐらいなら、まだいいのです。

昔、オバサン患者2人が話をしている時、ふいにパーソナリティー障害系のオバサンが激高しました。

コップを手に取り、相手の女性へ、まるでテレビのワンシーンのように水をバシャーッと顔にかけ、その辺のラジオを地面に投げつけたのです。

そしてツカツカと相手に近づき髪の毛を引っ張りあい、女子プロレスかのごとく乱闘を始めたのです。

患者同士が女子プロレスを始めた
出典:Yahoo!ニュースより 引用

止めようか、と一瞬思いました。

しかし「見ているほうが面白い」とも思ったので、その女子プロレスを観戦することにしました。

殴るなど、危険になったら止めようと思い、リングサイドで観戦です。

生の本番の女子プロレスは面白い。

もちろん、駆け付けた男性看護師たちが2人を囲んですぐに引き離しました

というわけで、私は彼らを「危険な人達」に分類していくのです。

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精神科における統合失調症患者との接し方・話し方(1-17)

閉鎖病棟内では、狭い空間で3カ月もの長い間生活するため、人間関係が重要です。安全に生活するため、精神病患者の付き合い方を知っておくべきです。

  • 薬物中毒・アルコール依存症患者は、酒などが切れると普通の人間に戻るため、普通の付き合い方ができます

  • パーキンソン病など脳神経系の病気の人も安全です

  • 自閉症、認知症の重い人たちは自分の世界の中で過ごしていくため、そもそも人間関係がなりたちません

  • 重いパーソナリティー障害や統合失調症、特に統合失調症の場合、頭の中で「現実」と「妄想」が混じっているため要注意です。妄想を否定したりせず、適当に相づちをうって逃げるべきです。
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