刑務所あがりのオカマ爺さんに口説かれるアケボノ 精神病院体験談(2-23)

オカマの精神科患者に口説かれる

●オカマの精神患者

前述した、精神病院の閉鎖病棟にやってきたオカマ爺さん、もう70過ぎのいいお年ただ。

オカマが精神科に入院。口説かれて困った話

背が低く、腹が出ていて頭は禿げあがり、坊主。要するにチビ・デブ・ハゲ

普段は入れ歯を外しているのか、アゴがつぶれてペチャンコになっているため、頭が大きく見え、赤ちゃんのように見える。手も足も短いため、年寄りなのに赤ん坊のような幼稚な体型。いつもタンクトップに短パン姿なので、後ろから見ると幼稚園児のようだ。

●筆者筆者

 


メンヘラ男。アルコール依存症歴11年、25歳でうつ病、39歳でアルコール依存症とうつ病を再発、さらに双極性障害になりメンヘラに。断酒に失敗し広島の瀬野川病院、呉みどりヶ丘病院などの精神病院・閉鎖病棟に10回も入院。精神障害者手帳2級、障害年金2級。断酒・入院・うつの体験談、どうやって飲まないで生きていくかのノウハウを書いていきます。

※なお、筆者の体験談は事実のままですが、断酒会の事例は架空の人物ものとします

統合失調症のヒロシくん

統合失調症で大柄な患者
大柄な患者
出典:AmebaTIMES より引用

ヒロシくん(仮名)という20代の青年は統合失調症を患っており、幾度もこの病院に入院している。私が入院したら必ず彼もいる、といった感じだ。

背丈は180センチを大きく超え、体重も100キロを大きく超える相撲取りのような体格だった。その風貌から、当時横綱だった「アケボノ」というあだ名で呼ばれていました。しかし、性格はおとなしく静かで素直で良い子、人に危害を加えるようなことは全くなかった。

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オカマの精神病患者に付け狙われる

オカマのカップル
オカマゲイのカップル

しかし、その素直でやさしい性格のせいで、オカマ爺さんに付け狙われることになる。ヒロシくんは慢性的な糖尿病をかかえており、売店でのお菓子購入を制限されていた。おカマ爺さんはそこを狙う。

お菓子屋やジュースをヒロシくんに与え、気を引くのだ。そしていつの間にか2人は肩をべったり寄せ、この暑いのに腕をくんで歩くようになっていた。まるでカップルのように。

まわりの患者はドン引きしてその様子を眺めていた。ヒロシ君は気が弱く、強引にされると断れなかったのか・・・・・・。

オカマ爺さんと2人で

オカマが洗濯場で怪しいことを
オカマが洗濯場で怪しいことを

廊下の一番奥に、洗濯ルームがある。洗濯機や乾燥機が3つづつと、小学校のトイレにあるようなモップを洗う桶がある。

部屋のドアは閉まるようになっており、ドアには窓がついていた。その部屋で、オカマ爺さんとヒロシくんが2人きりで何かをしていた・・・・・・という目撃情報が流れはじめた。

そこは洗濯機と洗い場しかないため、洗濯物をセットして「洗う」ボタンを押すと、すぐに部屋を出るのが普通だ。そこからはすぐに立ち去り、長居をするところではない

30~40分くらいで洗濯が終わるため、自分の洗濯が終わっているか確認しに来るくらいだ。

長時間、そこで何かを行う場所ではないのだ。そこでナニかをしていた、という目撃情報。怪しい。

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刑務所あがりのオカマ

オカマがベッドで怪しいことをしていた
オカマがベッドで怪しいことをしていた

そして、おカマ爺さんはヒロシくんのベッドに上がり込み、カーテンをしめ、そこでもナニかをしていたという情報が流れはじめた。火のないところに煙はたたない。なんだかどんどん怪しくなってきた。

喫煙所でヒロシくんを囲んで問いつめたところ、やはり怪しいことがあったといいはじめた。オカマ爺さんとヒロシくんはベッドに腰掛け、ベッドのカーテンを閉め、2人で話をしていたようだ。すると急に、いきなり、おカマ爺さんがヒロシくんの股に顔をちかづけチ〇コ、しゃぶらせて」と頼んできたという。

ヒロシくんは困り果て、「それは困ります」と断ると、おカマ爺さんは「冗談よ~」と笑っていったとのこと。笑ってはいたが、目は笑っていなかったという。

おカマ爺さんは、傷害で警察に逮捕され、広島刑務所に服務していたらしい。刑務所の男ばかりのなかで生活しているうちに、ソチラに目覚めた、ということなのだろうか・・・・・・

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